ばぁば手作りの浴衣を着た孫娘が言いました。
「ママのは~?」
「マ、ママの?、そ、そ、そうだよね、ママのも作るからね~まっててね~。」
苦しまぎれに安請け合いしちゃったよ~、どうしよう~。
女物の浴衣は、縫ったことはない・・・・・・・・・・・・・・ことはない。
遥か昔、中学2年生の家庭科の時間に自分の浴衣を縫いましたよ。
(昔の中学はすごいね、1年でブラウスとフレアースカート、3年でワンピースが教材だった)
なんとか緑って名前の家庭科の先生は、名前に似ず 意地悪い嫌な先生だった。
へらで付けた袖の丸みの印が見えづらくて、鉛筆で書いていたら、じろっと睨まれた。
そんなことはよ~く覚えているけど、肝心な縫い方は覚えていない。
ま、無理もない、難しいところは母にやってもらったから、ね。
それから数年たって、
洋裁の勉強をしていた頃、和裁もほんの少しかじってみた。
女物・男物浴衣、ウール長着、単長襦袢、ウールW幅生地から長着、
それだけ縫ったら、やっぱり和裁は好きじゃない、と放り出した。
しかも、どれもこれも難しい襟付けなどは母にお任せだったものだから、
とても自分で縫ったとは言い難い。
でも、約束は守らねばね。
なんと30年前から浴衣生地一反持ってる、へらもへら台も持ってる。
(36年前婚礼ダンスを買ったらへら台もついてきた、そんな時代だった)
嫁入りの時持ってきたプロが縫った浴衣は今娘の所にあるので参考に出来ないし、
裁断から縫い方を書き込んだその時のノートも今は無い。
が、なせばなる何事もなのだ~、図書館の本片手にやりました~。
じゃ~~~~ん!
・・・・というほどのものではない(-_-;)
背縫いなどはミシン
三つ折は くけて、縫い代は<みみぐけ>?しました。
柄合わせはあまり必要なさそうか、する余裕もない!
これがほんとの、出たとこ勝負(^_-)?
プロが見たら目が点になるかも、の代物ですが。
若い時に、出来ることは何でも頑張っておくべきです、
なんてね、今になって後悔することです。